指板の練習をしていると、答えを確認するたびにギターから手を離してキーボードを押さなければならず、流れが途切れてしまいます。指板音名トレーナーは、オーディオインターフェースから入ってくるギターの音を聞き取り、弦をミュートして弾いた「チッ」という音で答えを入力できます。この記事では、その設定方法と、うまくいかないときのチェックポイントをまとめます。
用意するもの
- オーディオインターフェース: ギターをパソコンにつなぐための機器です。マルチエフェクターのUSBオーディオ機能でもかまいません。
- ChromeまたはEdgeブラウザ: パソコン版のChrome系ブラウザをおすすめします。
- マイクの権限: ブラウザはオーディオインターフェースの入力も「マイク」として扱います。最初に接続するときに「許可」を押してください。
ギターの音はブラウザ内で音量の変化だけを分析し、録音したりどこかへ送信したりすることはありません。
入力方法
問題画面で使う操作は3つだけです。
- 音を鳴らす: 答えだと思う位置を押さえて弾きます。鳴らした音は答えとしては扱われず、弾いた瞬間が反応時間として記録されます。
- ミュート1回: 答えを見る。答えが表示されたあとは「正解」です。
- すばやくミュート2回: 問題画面では「わからない」、答えが表示されたあとは「不正解」です。
ミュートは、左手で弦を軽く覆ったままピッキングする方法がいちばんよく認識されます。弦が鳴らずに、短く「チッ」と切れる音になればOKです。
設定の手順
- 設定 → 入力方法でギターを選び、ギター入力の設定を開きます。
- 入力を接続を押して、使っているオーディオインターフェースを選びます。ギターがどのチャンネルにつながっているかわからなければ、「自動」のままにしておいてください。
- キャリブレーションの4ステップを順番に行います。自分のギターと機材の音量を測る手順なので、一度やれば大丈夫です。
- ノイズ測定: 3秒間、弦を押さえて弾かないでください。
- ミュート5回: 1回ずつ「チッ」、間を1秒あけて弾きます。
- 鳴らす音3回: 練習のときと同じように音を鳴らします。
- 2連続ミュート × 3: Xを入力するように「チチッ」を3組弾きます。
- 試してみるで、ミュート1回でO、2回でXが表示されるか、鳴らした音には何も反応しないかを確認します。
うまく認識されないとき
ほとんどの場合、音を長く伸ばしたりノイズを大きくしたりする機材の設定が原因です。
- ディレイとリバーブをオフにしましょう。空間系エフェクトは短いミュート音を長く伸ばすため、鳴らした音と区別しにくくなります。エフェクターを通す場合は、クリーンなパッチを使ってください。
- ゲインを下げましょう。ドライブやアンプシミュの高いゲインはノイズフロアを上げ、ミュート音も長くしてしまいます。
- シングルコイルのハムノイズが大きい場合は、ピックアップの選択を変えるか、モニターや照明などの電子機器から少し離れてみてください。
- インターフェースの入力レベルは、強く弾いてもクリップ表示が出ない範囲で、余裕をもって大きめに合わせましょう。
設定を変えたら、キャリブレーションをやり直してください。結果画面にミュートと鳴らした音の差がdBで表示され、この差が大きいほど判定が安定します。それでもうまくいかない場合は、判定基準を手動で調整で、ミュート基準と連続入力の間隔を少しずつ変えてみてください。2連続ミュートが1回ずつに分かれて認識されるなら、連続入力の間隔を長くすれば解決します。
オーディオインターフェースがない場合
キーボードでも同じ練習ができます。Spaceで答えを見る、→で正解、←で不正解です。矢印キーを送信できるBluetoothのページめくりペダルを使えば、足で答えることもできます。
入力方法が決まったら、1日10分の練習ルーティンで毎日少しずつ続けてみましょう。